RKKテレビ番組制作の裏側には、がんばっている人がたくさんいます。

ディレクターは、番組制作の監督(かんとく)です。番組の台本をつくったり、CMの入るタイミング、コーナーの並び順やそれぞれの時間などが分かる設計図(せっけいず)を書いたりと、番組制作に欠かせない、とっても大事な人です。どこでどんな曲を流すのか?、このコーナーはどんな内容を、どんな調子・配分でしゃべるのか?、つまり番組の「完成図(かんせいず)」を頭に描きながら毎日番組を作っています。20分間の番組をつくるのに1週間も時間を使ってみんなに楽しんでもらえるような番組を考えているんです、すごいでしょう?

テレビ番組のスタジオには、ディレクターだけじゃなく、カメラマンや出演者に合図(あいず)を送るフロアディレクター、みんなをサポートするアシスタントディレクター、出演者の声や番組で使う音を録音する音声(おんせい)さん、カメラマンがとっている映像(えいぞう)がいちばんキレイに撮れるようにライトを調整(ちょうせい)する照明(しょうめい)さん、などたくさんの人が働いています。
こんなにたくさんの人たちで、ひとつの番組を成功させるには、チームワークがとっても大切です。ひとりでもさぼっている人がいると、みんなが見て楽しいなと思える番組はできないんです!

番組制作は、スタジオだけではありません。もしかしたら、外で撮影(さつえい)することの方が多いかもしれません。そんなときのために、RKKには大きな中継車(ちゅうけいしゃ)があります。この中継車の中には、いろいろな設備がたくさん揃っています。スタジオにある副調整室と同じような設備が整ってるんです。まさに動く副調整室です。中継車の中は温度管理されていて、中継の機械が暑さで故障しないようにしています。
この大きな中継車は重さが14トンもあって、マンホールのふたをふむとふたがこわれてしまうので、マンホールの上を通らないように気をつけて走らなくてはならないんですよ!

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