このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成21年2月5日(木)第529回
開催場所
熊本放送 本社第4会議室
出席委員
入部委員長他委員7名と笠社長他会社幹部7名が出席
議   題
テレビ番組『新・九州遺産 〜九州脊梁山地 里山の暮らし〜 』

■『サバイバルの為の布石を』
笠 日出臣
社長

「経営環境としては非常に厳しい時期。サバイバルの為に色々な布石を打たなければならない。『選択と集中』を実行し、どういう精査の仕方をするかを含め日常業務に推進したい。また、1月5日には蒲島知事の年頭記者会見の模様を熊本で初めてワンセグ放送した。第2回は今月22日開催の熊日30キロロードレースを予定している。デジタル化に伴うあらゆる革新的な機能を、これから試行錯誤しながら技術的に習得しないといけないと思っている」


テレビ番組について 

『新・九州遺産 〜九州脊梁山地 里山の暮らし〜』
放送 平成21年1月1日 曜日 午前7時30分〜午前824分まで。
この番組は、『九州遺産』の第2シリーズで、2007年にスタートし九州・沖縄のJNN系列各局が年に一本制作しているもので、今回は里山の人々の暮らしを通して豊かさとは何かを提起した番組。

委員の発言


◎自然の生き物の恵みに感謝しながら無駄な殺生はしない、という自然の摂理を守りな がらの生活はとてもいい印象で、お正月の朝の番組としてインパクトが強く、大変清々しい思いがした。

◎食材の宝庫である里山から食べるだけ取る。必要以上に取らないといった里山の営みが続いて行くための知恵を繰り返し言葉として引き出していた。強いメッセージとして伝わったと思う。

◎いい教材にもなると思う。猪を殺すということがどういう意味を持つのかという食育の問題にもなる。

◎番組の展開とともに登場人物が何者か明かされていた。番組の流れがスムーズでうまい編集だと思う。

◎生き物を殺して頂くことの映像や登場人物の話が、自然でとても嫌味がなかった。

◎単に里山での人の暮らしの紹介だけではなく、環境問題も含めることが出来れば番組の質と視聴者の意識をもっと高めることが出来たと思う。

◎オープニングの順番が気になった。歌、タイトル、内容紹介の順の方がふさわしい印象を持ちました。

◎人間中心の番組になった印象を受けた。もう少し人間は隠れても良かったと思う。四季を追ってないところが反省点ではないか。

会社の発言

○この番組は一年半かけて取材している。これまでに民教協の『生きる×2』『週刊山崎くん』で放送しており、今回が三回目のリメイクで集大成として放送した。

○里山の人々の暮らしでは仕事、遊びが全部繋がっており色んなことを感じながら生活をしている気がした。豊かさというものは何か、を考えてもらいたかった。

<番組審議会事務局>

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