このページは番組審議会の主な発言内容をまとめたものです。

開 催 日
平成16年3月4日(木)第480回
開催場所
RKK第4会議室
出席委員
吉丸良治委員長他委員8人と村上社長他会社幹部8人が出席
審議番組

テレビ『第18回民教協スペシャル「流転〜追放の高麗人と日本のメロディー〜」』

■『ラジオの媒体価値と売上の向上を図る為、東京支社の機構を改革した。
村上光也
社長

「今期の決算予測と4月の機構改革や人事異動について報告し、そして退任する橋本幸雄委員へお礼を申し上げた。

■テレビ番組について

『第18回民教協スペシャル「流転〜追放の高麗人と日本のメロディー〜」』
放送 2月11日(水・祝日) 午3時午後3時55分まで。
民教協スペシャルは毎年、民間放送教育協会加盟34社から提出されるドキュメンタリー番組の企画案から最優秀の1つを選び、テレビ番組として放送するもので、今年は熊本放送の村上雅通ディレクターによる企画「流転」が選ばれました。この番組は、南ロシアを舞台に故郷を追われた朝鮮民族「高麗人」と呼ばれる人々が1世紀に渡る歴史の荒波にもまれ、居住地を追われながらもたくましく生きる姿を、在日韓国人の作家キョウ信子さんが追うドキュメンタリーです。全国33局ネットで放送されました。

委員の発言

◎スケールが大きく内容の濃い、素晴らしい番組だった。

◎必死に生きる人々の力強さを感じ、民族の壁を乗り越えるのがいかに難しいかを考えさせられた。

◎深刻で難しい問題が、「美しき天然」という歌を縦糸に描かれ、心打たれた。

◎資料映像も含め映像の説得力のすごさを感じたし、歴史はひとつの側面からだけでみるものではないと改めて気付かされた。

◎竹下景子のナレーションが落ち着いた語りで安定感があり判りやすかった。

◎難しいテーマで54分番組としては盛り沢山で、1度見ただけでは理解しにくい部分もあった。

◎世界の他のマイノリティー、少数民族にもつながっていくような視点も欲しかった。

会社の発言

○物語のスケールの大きさを短い時間にどう表現するかが最大の課題だった。今回、紹介できなかったものもたくさんあり、時間枠を拡大してまたいつか放送したい。ている。


番組審議会に諮問されていたRKKの放送基準とテレビとラジオの基本計画については原案通り答申されました。

<番組審議会事務局>

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